【Ghost of Tsushima Director’s Cut】武士の道から外れ、邪道に落ちた兵「冥人」となれ 批評・感想[PS5・PS4]

ゴーストオブツシマ

おすすめ度:★★★★☆(4.9)

さくにゃあ
こんにちは、さくにゃあです。
今回は「Ghost of Tsushima Director’s Cut」批評・感想を書いていきます。

Ghost of Tsushima Director’s Cut 批評・感想

あらすじ

永(十三世紀後半)、コトゥン・ハーン率いるモンゴル帝国(大元)の大軍勢が、日本侵攻の足掛かりとして対馬に上陸した。島を防衛する対馬の武士団は、初めて見る元軍の兵略によって初戦で壊滅したが――、境井 仁(さかい じん)という名の一人の武士が、かろうじて生き延びていた。
仁は、冥府から蘇った者「冥人(くろうど)」として、侍の道に反した戦い方に手を染めることになっても対馬の民を守ろうと決意し、元軍に戦いを挑むのだった。

2021年8月20日(金)に発売となる『Ghost of Tsushima DIRECTOR’S CUT』は、ゲーム本編に、新たなエリア「壱岐」を舞台にした完全新規ストーリーや、数々のアイテムを含む完全版とも言える内容だ(※)。境井仁の新たな戦いが、ここに始まる……。

公式サイトから引用

Movie

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批評・感想

批評・感想

本記事は「DIRECTOR’S CUT」で追加された要素のみの感想になります。
著者は本編をクリアしている為、追加ストーリー「壹岐之譚オンライン協力プレイ「Legends/冥人奇譚」についてのみの感想になります。

ゴーストオブツシマ Director’s Cutクリアしました!!!
圧巻で最高のゴーストオブツシマでした!!!!!!

最初に追加ストーリーについてですが、この追加ストーリーだけの為にDirector’sCutを購入し、8,000円を払うのは全然アリですし、逆にもっと払いたいまであるほど素晴らしいクオリティでした。
全く知らない人向けに、簡単に追加ストーリー「壹岐之譚」について紹介していくんですが、今回の追加ストーリーでは対馬から壱岐に舞台が移ります。きっかけは対馬の海岸で流行っている病。この病にかかると謎の幻覚が見えたりするらしく、その原因が壱岐からやってきた蒙古兵であり、その首領であるオオタカがこの事件の黒幕ということらしい。
オオタカは近頃対馬にも侵略してくるかもしれないという噂を聞き、対馬にオオタカの手が回る前に壱岐に向かいオオタカを討伐しよう!!というのが今回のストーリーです。
詳しくは公式サイトや紹介動画などを参考にするか、実際にプレイしてみて確認いただけたらと思います。

ストーリーですが、本編の守之段までクリアすると壱岐に向かい、ストーリーを進めることが出来ます物語の舞台である壱岐は仁の父親である境井正と仁が共に訪れた戦場であり、父親が亡くなった場所です。そんなこともあり、今回の物語は島を探索しながら父親との思い出を想い出していったり、父の死に対する様々な想いや感情を乗り越えていくといった内容になっているため、かなり重い話でした。そんな過去エピソードや過去を乗り越えようと苦しみながらも前を進んでいく仁の姿はとても素晴らしく、クリアしたときの余韻がとても素晴らしい物語となっていました。

あと、個人的に追加エピソードは全て本編をクリアしたあとに、付け足しとしてこんな過去があったんだなと楽しんでもらいたいと思いますね。島の兵の強さはもちろん、本編未クリアの中途半端な状態で見ても追加ストーリーを100%楽しめるかは怪しいと思いますので….

次にゲーム要素ですが、追加された壱岐の島はとても素晴らしい!!
まず何よりグラフィックが素晴らしく、対馬にも負けないとても綺麗な景色が広がっています。しかし、その途中途中で遭遇する悲惨なエピソードや光景は、綺麗な景色が恐ろしく残酷なものに感じたりとエピソードを重ねる度に感じる壱岐の雰囲気が変わっていき、そういった意味でもグラフィックはとても良いものだったと思います。
他にも追加要素として、霊地という笛を使った音ゲー要素があります。もちろん、難易度は全く難しくはなく、ミニゲーム的な要素ではありましたが、そこでふと笛を教えてもらった母のことを思い出したり、様々な霊地で出会う猿・鹿・猫といった動物たちの触れ合いだったりと、とても楽しむことが出来ました。その他にも、弓で的を撃ち抜くタイムアタックミニゲームである弓の修練場や謎解きをして新しい装備を入手する、父との記憶を思い出す父との記憶などがあります。

ボリュームはおよそ15時間程度で、追加要素としてはとても満足いくものとなっています。他にも神社やかがり大台、秘湯や稽古台などもあるので是非それらも探し出して見てほしいですね。

次にアップデートで追加されたオンライン協力プレイ「Legends/冥人奇譚」についてですが、正直万人が好むものではないなと思いました。
簡単に説明すると、ソロプレイでこれまで楽しんできたゴーストオブツシマを、戦闘要素だけに抑えて、それらをオンライン協力プレイで様々なステージをクリアしようといった内容になっています。そしてクリアするとレベルが上がったり、ミッションをクリアしたりするなどして、新しい装備や武器が手に入ります。戦闘要素が好きな方で、オンラインで協力しながら楽しむの好きという方という方はとても楽しめると思いますが、ソロで自由気ままに探索しながら戦闘も楽しみたいと思ってゴーストオブツシマをプレイしていた人はあまり楽しめないかも知れません。

ゴーストオブツシマ

 

後書き

というわけで感想は以上です。
久しぶりにここまでゲームを楽しく遊べたかと思います。
私はPS5でゴーストオブツシマを4K画質で楽しんだので、よければ皆さんも4Kでゴーストオブツシマを楽しんでみてくださいね!!(PS5の入手難易度が高いのは許して)

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