おすすめ度:★★★★✩(4.8)

目次
幼女戦記 レビュー
批評・感想
作品紹介
批評・感想
各話 批評・感想
1話 |
幼女が近代魔法ファンタジーの世界で軍人として活躍する話と聞くと「リリカルなのは」のような世界観なのかと夢想するが、実際は硝煙と泥に塗れたガチガチの戦争伝記もの。 原作がライトノベルということもあり、アニメ作品としてはとても視聴しやすい物語となっているが、世界観・設定は現実の戦争・政治・事件を仮想の異世界でかなり忠実に再現しており、作品のクオリティはかなり高いものとなっている。 1話の感想だが、最近では王道・テンプレとなっている異世界転生という物語の導入を1話にもってこず、これからの舞台となる異世界に転生してからの物語を最初にもってくることで、物語に入り込みやすい流れをつくられていて、安心して最後まで視聴することが出来ました。 他にも幼女(児童?)の容姿であるターニャや女性であるセレブリャコーフが(言い換えるならば、子供と女性が)、驚くほど周りに溶け込んで1軍人として参加しているという点も、近代戦争ものにしては、そこは異世界文化なのねと少しツッコミを入れながらも、最後まで楽しむことが出来ました。 (数回リピートしているため、初視聴の感想ではありません) |
2話 |
サラリーマン、魔法と戦争のある異世界に幼女として転生。 魔法と銃をもちいた、空の遊撃戦ということもあり、戦闘シーンはかなり白熱しました。 |
3話 |
遂に現れた存在X、使用することで忠誠心を強制的に上昇させる呪われたアイテムを手に入れたターニャ。 3話では教導隊→最前線→軍大学と駆け足ではあったが、最前線の話は1話で先にしていたので、体感的に物語の展開が早いようには感じず、原作に沿ってしっかりと物語は展開していきました。 幼女戦記 ED 「Los! Los! Los!」 – ターニャ・デグレチャフ(CV:悠木碧) |
4話 |
行動や言動の結果、どういう方向に事態が進んでいくのかという第三者目線で客観的に物事を推測する能力に欠けているターニャ・デグレチャフさん。 参謀本部直属で大隊を率いることになったターニャ。今後はより一層戦争に関わっていくことになりそうです。 |
5話 |
驚くほど一方的な蹂躙、ダキア公国ご愁傷様です。 |
6話 |
実質、大隊初戦闘回でした!! それにしてもターニャ強すぎない? |
6.5話 | 振り返る総集編 |
7話 |
激しい戦闘シーンに大興奮!! |
8話 |
戦争の悲惨さや軍人の辛さが伝わった話でした。 あとはアンソンが生きているという展開はアニメおりじなるなので、今後どういった形で登場するかもとても気になりますね。 |
9話 |
物語も最終話に向けてラストスパート!! 物語の後半の緊張感もあり、次話の期待大ですね!! |
10話 |
ゼートゥーアの素晴らしい作戦が成功してご満悦な模様。会議室で作成が成功したシーンの鳥肌凄かった。 |
11話 |
やはり問題なく戦争は終わることはなく…. 存在Xの尖兵になったアンソンがターニャの元に現れたり、戦争を終わらせる機会を停戦により失ったターニャと問題続きのエピソードでした。 |
12話 |
不穏な雰囲気MAXで終わった最終話でした。 そしてCパート、レルゲン中佐が1話で言っていたのセリフ「幼女の皮をかぶった化物です」を再び発しましたが、今回は恐れだけではなく期待と信頼を感じさせるセリフで、最後のセリフとしてとても良く、満足いく締めでした。 |
総評
幼女戦記全話視聴しました!!
元々リアルタイムで視聴していたり、定期的に再視聴していたので、初見じゃなければ2回目でも3回目ですらないので全く新鮮な感想記事ではありませんが、許してください笑
最初から最後までとてもおもしろく満足できた本作でしたが、異世界転生系で幼女が主人公な本格ミリタリー戦記といういままでの作品を見ても全く新しいジャンルであったわけですが、驚くくらいタイトルの雰囲気と内容の不一致で、タイトルにつられて視聴しにきた人はことごとく予想を裏切られたことでしょう。
幼女がファンタジーな魔法の世界で戦う、イチャイチャドキドキな物語だと思ったら、銃をもって泥と血に塗れながら部隊を率いて戦う戦記ものという、ここまでタイトル詐欺なことってあんまりないですからね。小説の方を読んでいると、主人公が幼女だったことにすら忘れますから。
さて、アニメの感想ですが、アニメ単体としても原作読了済のファンとしても満足出来るとても良い内容でした。ただ、男性キャラは素晴らしいキャラクターデザインでしたが、女性キャラのデザインが少々、というかまあまあ不満がありました。個人的にはコミカライズの女性キャラが理想でしたので、特にヴィーシャはもっと原作寄りのキャラデザが良かったですね。
ただ、最後まで視聴した意見としては、キャラデザに特に違和感を感じることはなかったんで、これで良かったとまでは言いませんが、このキャラデザでも問題無かったなと思います。ストーリーは原作遵守ではなく、オリジナルの展開や一部シーンのカットなどがありましたが、上手く纏まっていて、アニメならではの盛り上がりや面白さがしっかり描かれていてとても良かったです。
本作の個人的なお気に入りシーンは「共和国司令部の破壊を成功したときのゼートゥーア閣下」です。他にも「レルゲン大佐に人間の憎悪の感情について語るターニャ」「ターニャVSアンソンでヴィーシャがアンソンを撃ったシーン」などなど好きなシーンはたくさんありますが、結構ダントツで前述したシーンが1番のお気に入りシーンだったりします。幼女戦記で好きなキャラがレルゲン大佐、ゼートゥーア閣下だったりと、おっさんが大好きですので、おっさんが喜んでるシーンは結構好きです。
後書き
さて、ここまで話してきましたがミリタリー系の知識が乏しいので、あまり詳細に物語を解説することが出来ないので、恥をかくまでに終わらせます。
幼女戦記2期も決定し、今後がとても楽しみの幼女戦記!!
原作・コミカライズ共々とても毎日が楽しみです!!
感想などありましたら、コメントからよろしくお願いします!
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今回は「幼女戦記」批評・感想を書いていきます。