【劇場版 ソードアート・オンライン プログレッシブ 星なき夜のアリア】批評・感想[アニメ映画]

劇場版 ソードアート・オンライン プログレッシブ 星なき夜のアリア

おすすめ度:★★★★☆(4.7)

さくにゃあ
こんにちは、さくにゃあです。
今回は「劇場版 ソードアート・オンライン プログレッシブ 星なき夜のアリア」批評・感想を書いていきます。

目次

レビュー

批評・感想

作品紹介

スタッフ
タイトル 劇場版 ソードアート・オンライン プログレッシブ 星なき夜のアリア
制作会社 A-1 Pictures
放映期間 2021年10月30日~
原作 川原礫
監督 河野亜矢子
あらすじ

これは、《閃光》と《黒の剣士》が、その名で呼ばれる前の物語――

あの日、《ナーヴギア》を偶然被ってしまった《結城明日奈》は、

本来ネットゲームとは無縁に生きる中学三年生の少女だった。

ゲームマスターは告げた。
《これはゲームであっても遊びではない。》
ゲームの中での死は、そのまま現実の死につながっている。

それを聞いた全プレイヤーが混乱し、ゲーム内は阿鼻叫喚が渦巻いた。
そのうちの一人であったアスナだが、

彼女は世界のルールも分からないまま頂の見えない鋼鉄の浮遊城《アインクラッド》の攻略へと踏み出す。

死と隣り合わせの世界を生き抜く中で、アスナに訪れる運命的な《出会い》。
そして、《別れ》――。

《目の前の現実》に翻弄されるが、懸命に戦う彼女の前に現れたのは、孤高の剣士・キリトだった――。

Movie

OP Movie

 

批評・感想

「劇場版 ソードアート・オンライン プログレッシブ 星なき夜のアリア」見てきました!!PVや公式サイトなどを確認して、とても期待して映画を見に行ったんですが、正直期待以上の内容でした。

最初に今作のあらすじを簡単に紹介していきたいと思います。

今作はTV版ソードアート・オンライン 無印の1クール目の舞台であるアインクラッドが物語の舞台となっており、ソードアートオンラインというゲームがデスゲームに代わり、1層をクリアするまでのエピソードが描かれます。

これだけ聞くと、TVでやった内容をまた映画でするの?と思われるかもしれませんが、全く違います。本作はキリト視点ではなく、アスナ視点で物語が進んでいきます。アスナがどのような理由でソードアートオンラインにログインすることになり、どのような経験を経て1層のボス戦に参加し、活躍するまでに成長したのかまでが本作の物語です。TV版視聴済でもしっかりと楽しむことの出来るストーリーと構成はとても素晴らしかったです。

TV版では掘り下げられなかった1層攻略までの出来事はとても新鮮で楽しいでしたし、アスナの精神的な成長や変化は、いままでのSAOシリーズでは見れなかったアスナの姿というのを知ることができます。

そして本作の中で最も重要なキーパーソンとも呼ぶべき、映画オリジナルキャラクターである『ミト』の存在です。いままでだとオーディナルスケールで登場したエイジやユナがいますが、テレビアニメで酷い登場とイベントがあったので、正直高かった好感度は駄々下がり状態であったということもあり、原作を改変するオリジナルキャラクターは正直かなり不安がありました。

ですが、この『ミト』は驚くほど物語にマッチしており、この映画はミトがいなければここまで面白くならなかったと思えるほど素晴らしいキャラクターでした。序盤中盤終盤と全てのシーンでそれぞれ違った立場・形で活躍しており、ミトがいてくれてよかったと思える素晴らしいエピソードになっていたと思います。

さて、ここまでなるべくネタバレを避けて色々話してきましたが、如何だったでしょうか。本作のクオリティはとても高く、SAOシリーズ全体を見ても遜色ないどころか、秀でているとまでいえる素晴らしいクオリティになっていたと思います。

オリジナルキャラクター『ミト』の活躍、TV版では見れなかったアスナの新たな一面などなどファンは勿論、最初のエピソードなのでSAO未視聴の方でも楽しめるものとなっていますので、是非視聴してみてはいかがでしょうか。

蛇足ですが、本作の既知シーンは大幅に短縮されているシーンが多く、ダレることなく楽しむことが出来るので、「見たことあるし・・・」と視聴を見送っていた人も是非見てはいかがでしょうか。

あとがき

感想書く気はあまりなかったんですが、面白すぎて書いてしましましたね。あとは星なき夜のアリア上映後に情報が公開されたプログレッシブ続編が来年公開予定ということで、コミカライズで発売しているものとタイトルが同じということもあり、もしかして本作のアスナ視点で2層以降もプログレッシブを映画で上映していくのかな?と期待している気持ちがあります。次回作も映画を見に行く予定ですので、いまからとても待ち遠しいです。(毎年1層ずつプログレッシブの映画を上映してもいいんだよ)

という訳で、今回はこれくらいで。

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