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冷却ファンとは
CPUなどの発熱する部品から熱を逃す(下げる)ために、回転して送風する部品です。
基本的にPCの騒音の一番の原因となる部品でもあります。
冷却ファンの種類
冷却ファンと聞いたら、まず最初にCPUファンのことを考えるかと思いますが、実はファンにはCPUファン以外にも複数種類があります。
CPU冷却ファン(別名:CPUクーラー)
最もメジャーなもので、ファンといったらまず最初に思い浮かべるのがこれです。
CPUはPCの中で得に熱を発する部品でもあります。
GPU冷却ファン
GPU(グラフィックボード)にはGPU本体にファンが取り付けてあります。
GPUは高グラフィックのゲームなどをする時に高温になるので、元々高グラフィックのゲームをするために作られたGPUにはファンが必須なのです。
電源冷却ファン
電源冷却ファンもGPU冷却ファンと同様に電源ユニット本体に取り付けてあるファンです。
PCに電気を供給する時に発生する熱を下げる役割をしています。
メモリ冷却ファン
メモリ冷却ファンはいままで説明したファンの中で最も馴染みのないものだと思います。
ケースファンで冷却が可能なほど発熱は小さいので基本的には必要ありません。
メモリ冷却ファンはオーバークロックを動作している場合などに高温になるので、オーバクロックをする際には必須のファンとなります。
ケースファン
ケースファンはCPUの次にメジャーなものだと思います。
上記のファンは基本的に熱を下げるためのもので、ケース内の熱を外で出してくれるものではありません。
そんなケース内に溜まった熱を外で出してくれるのが、このケースファンなのです。
ケースファンの中にも実は4種類の冷却ファンがあります。
その中でも現在のPCのほとんどで使われているケースファンがフロントケースファンとリアケースファンです。
フロントケースファンは、ケースの外から中に空気を送りケース内を冷却するファン。
リアケースファンは、ケース内の空気を外に送りケース内を冷却するファンです。
この2つのファンのパターンを前面吸気・背面排気と呼ばれていて、現在のパソコンケースで最も使われているものでもあります。
サイドケースファンは、ケース内のサイドに設置して冷却出来るファン。
トップケースファンは、ケース内の上部に設置してケース内を冷却するファンです。
この2つはケースに設置出来る場所がないと使用出来ませんが、用途に応じて吸気用と排気用に変えることが出来るファンでもあります。
後書き
いかがだったでしょうか。
この記事を見て冷却ファンに興味をもってくれた方がいたら嬉しいです。
では、また次の記事でお会いしましょう。
更新状況
2019/02/14 アイキャッチ画像変更 挿入画像追加 再編集
アイキャッチ画像 挿入画像:フリー素材 ぱくたそ
今回は「冷却ファン」について解説していきたいと思います。